Culture
2024.03.26
榎本 和輝/人事部
大学時代は4年間ファミレスで働き、卒業後はそのまま社員になりました。料理が好きだったことに加え、就職活動に対する熱があまり上がらなかったことも理由のひとつです。店長として2つの店舗を統括し、80名のスタッフをまとめる立場になったのですが、少しずつ限界を感じるようになりました。テイクアウトやデリバリーなどの施策を企画しても本社から跳ねつけられるため、アイデアのキャパシティを限定せざるを得なかったのです。枠を超えられれば、もっとできることがあるのに。free movaが打ち出していた「枠に捉われない人生を」というメッセージは、そんな葛藤を抱えていた私の心にグサリと刺さりました。無形商材である人材業界にゴールはありません。その中において、既存にない価値をクリエイティブに生み出せるfree movaなら、自分のキャパシティをどこまでも拡張できると思いました。
入社前の話になるのですが、最終選考を担当してくれた取締役の米山に対して、「私を落としたら後悔します。ここで内定ください」と言ったことを覚えています。「いつか隣で仕事をすることになります」とも言いました。ハードルは上がりますが、それくらい本気だということを伝えたかったのです。その場で内定を承諾してもらい、入社から2年経った今、人事領域の責任者として米山の隣で働いています。ビッグマウスではありますが、根拠がなかったわけではありません。前職の会社は1000店舗以上を出店していて、利益率やお客様満足度などの指標でランク付けをしていました。私は下位の店舗に配属されたのですが、最終的にはどちらもTOP10に入るまでになったのです。自分が人事になって思うのが、企業は感情だけで採用しないこと。行動量と組織統制力に基づく結果が感情に伴っていたからこそ、米山は私を受け入れてくれたのだと思います。
営業部のように、会社に直接利益をもたらせる人事部を目指したいですね。これまでに積み上げてきたナレッジを普遍化させることは、面接代行やコンサルティングといったサービスに発展し得ると考えています。採用力を強化するために、会社としてはもちろん、個人としても色々と試行錯誤を繰り返してきました。経営者の名言集を読み漁ったり、プレゼンや心理学を勉強したり。その中で学んだ「メラビアンの法則」は今でも意識しています。コミュニケーションを図る際、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%の割合で相手に影響を与えるという法則で、この考え方を面接に取り入れたことはターニングポイントになりました。実体験を通して得られた多くのナレッジを、free movaの新たな強みとして確立させたいと思っています。
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